セリン

セリン〜若々しい肌を守る/Serine

見た目の若さは、肌の張りによって保たれているものです。張りの無い肌は皺が寄り、実年齢以上にふけて見える原因になります。
肌の張りを保つ為には筋肉を鍛えることと、肌を若々しくする栄養素の摂取が肝心なのです。

若々しい肌を作り維持するアミノ酸・セリンとはどのような性質を持っているのでしょうか?

セリンの効果とは?

セリンは絹糸の成分であるセリシンから抽出された非必須アミノ酸です。セリンはセリシンの主要構成成分で、絹の滑らかさをかもし出す役割を持っています。
セリンは体内では肌の保湿成分やアセチルコリンの原料として消費されています。
セリンは天然保湿因子の主成分で肌の角質層に多く含まれており、肌の潤いを維持するためには欠かせないアミノ酸です。

アセチルコリンは主要な神経伝達物質で外部刺激を脳のシナプスに伝える役割を持っています。また、セリンから生成されるホスファチジルセリンは、脳細胞のエネルギー源となるブドウ糖の吸収を促進させる効果があり、認知症・アルツハイマー病の進行を阻止する効果があります。
また、セリン自体も脳細胞を構成する神経細胞の材料となっているため、若々しい脳と肌を作り維持する為も摂取すべきアミノ酸となっています。

最近の研究では、睡眠前にセリンを摂取することで睡眠の質が向上し不眠症の改善に効果があることが判っています。

セリンの過剰摂取・摂取不足について

セリンは、過剰摂取しても代謝で消費され続けるため蓄積されないタイプのアミノ酸といえます。ホスファチジルセリンはサプリメントなどで多量に摂取すると腹痛や胃痛を起こす恐れがあります。
セリンが不足すると非必須アミノ酸であるグリシンから合成して補われます。

グリシンはコラーゲンから合成されるため、セリンの不足はグリシン・コラーゲンの不足と関連して肌荒れ・シワなどの形になって現れてきます。
また、セリンの不足から来る脳へのブドウ糖供給の阻害などは、認知症やアルツハイマー病を進行させる恐れがあります。

若い内はセリンの不足はさほど影響を与えないものといえますが、中年以上になるとセリン不足は健康面に大きな影響を与える危険性が高まる為、摂取不足に陥らないように心掛けなければなりません。

セリンを多く含む食品とは?

セリンを多く含む食品としては、牛乳・大豆・高野豆腐・イクラ・カツオ節などが揚げられます。
特に牛乳は主成分となるたんぱく質・カゼインがセリンで構成されているためセリンを摂取するには最適の食品といえます。

「眠れないときにホットミルクを飲むと良い」というのは、心を落ち着かせるカルシウムと睡眠を改善するセリンの相乗効果によるものなのです。

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