リシン

リシン〜免疫力を高める/Lysine

人は昔から「精を付ける」ために肉を食べてきたものです。
たんぱく質が身体を作り、脂肪分がエネルギー源として利用される為、強い身体を作る食べ物として肉は理想的な食品といえます。
そして「強い身体」を作るために重要な役割を持つアミノ酸のひとつが、リシンなのです。

リシンにはどのような効果があるのでしょうか?

リシンについて

リシン(リジン)は、必須アミノ酸の一つで体内でのたんぱく質の組み立てに関わる重要な役目を持っています。
たんぱく質は体内で細胞や細菌・ウィルスの侵入を防ぐ抗体の材料として用いられる為、リシンの摂取は成長と免疫力の向上に大きな役割を果たします。
また、リシンは疲労回復に効果のあるブドウ糖の代謝や骨を丈夫にするカルシウムの吸収を促進する働きを持っており、健康的な生活を送る上で絶対に欠かすことの出来ない栄養素であると断言できます。

リシンには唇などに疱疹を起こす単純ヘルペスの原因となる単純ヘルペスウィルス感染の予防効果も示唆されており、感染症に対する抵抗力を高める効果を秘める優れた性質を持っています。

リシンの過剰摂取と摂取不足について

リシンを単体で過剰摂取すると、肝機能障害を引き起こす恐れがあることがあります。
しかし食事からリシンを摂取している場合、リシン単体の過剰摂取が起こらないので特に注意することではないといえます。
サプリメントでアミノ酸の摂取を行なっている場合、単体での過剰摂取が起こりやすくなります。
逆にリシンの摂取量が不足していると「ペラグラ」と呼ばれるナイアシン欠乏症を引き起こします。

ペラグラとはイタリア語で「皮膚の痛み」という意味で、日光に当たると鉱泉過敏症による赤い発疹が出るなどの症状が現れます。
症状が進行すると下痢や吐き気、口内炎などが表れ重度になると脳に影響が及び最終的には命に関わります。

ペラグラはナイアシンが吸収しにくいトウモロコシを主食とする文化圏に多く見られる疾患ですが、偏食を続けていれば日本でも患う可能性があるのです。

リシンを多く含んでいる食品は?

リジンは穀類には余り多く含まれていないため、鶏肉や豚肉、マグロやサワラ。
サバなどの魚、牛乳やチーズなどの乳製品、納豆や高野豆腐、豆類からの摂取が基本となります。

特に大豆・レンズマメをはじめとする豆類には豊富に含まれており、きな粉牛乳にして摂取するとカルシウムの吸収効率が良くなり、骨が弱くなる更年期以上の女性に最適です。

豆腐・納豆・焼き魚などが並ぶ和食は低脂肪でリシンを効率よく摂取できる、栄養バランスのよい食事と言えます。

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